ジャクソン５ 〜６０年代最後のモータウンサウンド。少年マイケルとデトロイトの香り〜
入門ソウルミュージック ジャクソン５
J-POP ロックファンにも聞きやすい名曲、おすすめソウルミュージックの紹介
ソウルミュージック好きではなくてもみんな大好きジャクソン５！
軽快なメロディーと少年マイケルの透き通った声。ファミリーバンドは愛があっていいですよね。ベースを担当するマイケル一家の三男のジャーメインもいい味出してます！
ジャクソン５が所属するレコード会社モータウンは７０年代に入り、デトロイトからロサンゼルスに本拠地を移します。それに伴い、演奏するバックミュージシャンも一転し、６０年代のモータウンサウンドを影で支えていた職人集団初期のファンク・ブラザーズ（かの有名なベーシスト、ジェームス・ジェマーソンなど）は壊滅していまい、６０年代のモータウンの独特なオリジナル感が薄れてしまったように感じます。
レコード会社の本拠地移動の最中、１９６９年１２月に「I Want You Back」でデビューした幼きマイケル、ジャクソン５からおすすめ名曲をご紹介致します。
プロフィール
メンバー
- ジャッキー・ジャクソン ヴォーカル 長男
- ティト・ジャクソン ギター 次男
- ジャーメイン・ジャクソン ベース 三男
- マーロン・ジャクソン ヴォーカル 四男
- マイケル・ジャクソン ヴォーカル 六男
ジャーメインはソロとしても成功している。モータウン・レーベルの創業者のベリー・ゴーティーのの娘のヘイゼル・ゴーディーと結婚していた時期もあった。
ちなみにジャネット・ジャクソンはジャクソンファミリーの三女（マイケルの妹）
マイケルが８歳でジャクソン５を結成。
１９６９年、１１歳でアルバム「I Want You Back」を発表。同シングルが全米第１位獲得。
１９７０年、アルバム「ABC」、「Third Album」、「Jakson 5 Christmas」発表。
モータウンを在籍１９６９年から７５年までにジャクソン５として１１枚のアルバムを発表。
マイケルのソロはアルバム4枚発表する。７２年のソロアルバム「Got to Be There」が有名。
尚、７５年にモータウンを離れ「CBS/Epic」に移籍ジャクソン５から「ザ・ジャクソンズ」に改名
８２年の「Thriller」に続く（全米３７週第１位記録）
本当におすすめできる名曲(厳選)「Jackson5」「The Jacksons」
I Want You Back
説明不要の名曲です。イントロの回転しながら始まるダンスもとても可愛いです！伸びのある声が印象的で、マイケル以外のコーラスと息もぴったりです！多くのアーティストにカバーされているのも人気さの証拠ですね！
私のおすすめカバー曲
I Want You Back (Z-Trip Remix)
I Want You Back [ Readymade 524 Mix ] 自分の結婚式二次会で使用
- provided courtesy of iTunes
とりあえずベースが素晴らしい！！！
ABC
２作目のシングル。２作目にして完成出来上がり切ってますね！原曲ももちろん素敵ですがこちらのカバーもファンキーで素晴らしい。
おすすめカバー曲
ABC Maceo Parker
- provided courtesy of iTunes
The Love You Save
この曲の終盤にジャーメインとマイケルとの掛け合いが恐ろしいほどかっこいいです。
正確にはCDの02:00ぐらいからラストまでです。
ダンスも必見です！！！！
- provided courtesy of iTunes
I'll Be There
知らない人などいないのではないのでしょうか。当時１２歳でこのラブソングを熱唱できるマイケルの歌唱力に脱帽するばかりです。この曲もジャーメインの歌が入りますが、彼は本当にいい味出してます！
私の大好きな歌詞を少しだけ紹介
02:24〜
If you shoud ever find some new
もし君が新しい誰かと出会ったら
I know he better be good to you
そいつは君に優しくしてもらわないとね
'Cause if he doesn't
もしそうじゃなかったら
I'll be there(I'll be there)
僕が君のところへ行くよ
この切ない歌詞がなぜか涙をそそります。名曲です。
- provided courtesy of iTunes
おすすめカバー曲
I'll Be There Marcus Miller（ベースのみで演奏、かっこいい！！）
Darling Dear
おそらくベースはジェームス・ジェマーソンが弾いていると思われます。派手だけど、邪魔にならない素敵なベースライン、サウンドです。
- provided courtesy of iTunes
Blame It On The Boogie（ジャクソンズ）
スリラーで花開く前の青年マイケルからゴキゲンなチューンです ！軽快なディスコソング！I Just Can't Control My Beat!!!!!!!
- provided courtesy of iTunes
おすすめカバー曲
- I Want You Back (Z-Trip Remix) Jackson5
- I Want You Back [ Readymade 524 Mix ] Jackson5
- ABC Maceo Parker
- I'll Be There Marcus Miller
- My Girl Michael Jackson
ベース１本です！！！！天才！！
- provided courtesy of iTunes
最後に
以上スリラーで大爆発する前までのマイケルジャクソン特集でした。入門ソウルミュージックとして馴染み深い曲をセレクトしてみました。
マイケルのソロになってからももちろん大好きですが、モータウン時代の素朴で優しいサウンドのジャクソン５時代も素敵です。また大人になってからもライブではジャクソン５時代の曲をメドレーにして披露しますが、時代を経ても色褪せないのは流石です。
またジャクソン５もモータウンのアニバーサリーイベントでは限定で再結成したりしています。たまにジャクソンズとしてで日本にも来日、ライブしていますね。
あと何度も言いますがジャクソン５の良さは、ジャーメインの力によるところも大いにあります。マイケルの影に隠れてはいますが、ジャーメインはかなりの実力派です！
次はいよいよムーンウォーカー、マイケルジャクソンのソロ時代の特集もしようと思います！ソロ時代は決してソウルミュージックとは呼べないかもしれませんがご勘弁下さいませ。
ありがとうございました。
- provided courtesy of iTunes
