大型地震の度に変わりゆく耐震基準の中でいかに新築を建てるべき?耐震等級は?
こんにちは!土地だけ先行で購入しましたので、できるだけ早く家を建てることを夢見ている管理人のsoccaです。本日は新築の地震対策の第2回目です。
前回の地震対策の記事はコチラ⬇︎
大きな地震の度に変わる耐震基準
建築基準法は戦後の1950年に制定されました。
1978年に起きた宮城県沖地震で大きな被害が出たことから、1981年に新耐震基準が作られました。2017年の今では新しい耐震基準ではないのですが。。
そして1995年に阪神淡路大震災が起きます、壊れないとされていた高速道路が崩壊したことにより、5年後の2000年に新たに建築基準法の耐震基準が改正されました。金物による補強が義務付けられました。
耐震等級は?やっぱり3?
地震に対する強度は建築基準法で定められていて、構造計算をして耐震等級を決めます。
- 耐震等級1
建築基準法(法律)と同程度の建物
(極めて稀に発生する地震でも倒壊しない程度の耐震性)
*一般の戸建住宅の耐震性能
- 耐震等級2
建築基準法の1.25倍の耐震性
*病院や学校の耐震性
- 耐震等級3
建築基準法等の1.50倍の耐震性
*消防署や警察署などの耐震性
また税金控除のメリットがたくさんある「長期優良住宅」の基準は、耐震等級2以上となります。
家は半壊すると危険マークが貼られ、その家には入れなくなってしまい避難所生活を強いられることになります。つまり半壊も全壊も、避難所生活をすることに全く変わりはないのです!
耐震等級1の家は倒れずになんとか命は守ってくれると思いますが、避難所生活が待ってる可能性が高く、一方、耐震等級3の家は命も守られるし、自宅で生活できる可能性が高いというわけです。
私は8社ぐらい施工会社を見比べてきましたが、オプションで追加料金がかかるわけでもなく耐震等級3を取ることは全社当たり前のような感じでした。現在では耐震等級3は当然のことかもしれませんね。大手ハウスメーカー、デザイン事務所、工務店、すべて耐震等級3を取るということは当たり前でした。
今回の私の新築に関しては等級3は確実なので安心しております。
まとめ
大きな地震の度に基準が変わるのってすごく不安ですね。。
こっちは35年ローンで家を建てる計画なのに10年、20年でポンポン基準を変えられてしまうと何が正しいのか分からなくなります。
ただ確実に言えるのは、地震での被害を最小限にしたいなら、今できる最新の技術を駆使して家を建てることが一番悔いの残らない方法だと思います。
もちろんお金の問題もありますし、そもそも土地の地盤の問題も発生してくると思います。
ちなみにうちは地盤調査もまだですが、私みたいな庶民でもなるべくお金の出費を最小限に抑えつつ、最大級の地震対策ができるよう知恵を絞っていこうと思っています。
次回は地震対策の3つの方法
耐震
建物を強くする
制振
建物をしなやかにする
免震
建物に揺れを伝えない
について書いていきます。
宜しくお願い致します。ありがとうございました。
収納こそが地震対策
こんにちは!
土地の決済が終わり新しい家を建てることに夢中になっています。
地震大国の日本で家を建てる限り、やっぱり気になる地震対策のお話をしたいと思います。
近年の世界の地震発生回数
アメリカの地質調査所(USGS)が公表しているデータによりますと、世界の地震発生回数は西暦2000年を境に急増しており、2014年から16年にかけては毎年マグネチュード6以上の地震が60回〜70回発生しております。(西暦2000年までは毎年平均10回ぐらい)
アメリカでは活断層の上には住宅も建てられないとされているようですが、日本の場合では規制はないようです。日本には活動度が高いA級活断層が約100カ所、B級活断層が約750カ所あると言われており、日本で生涯を過ごす場合はやはり地震は避けては通れないのかも知れませんね。
ちなみに調べてみると、私の今の家もこれから建てようとしてる家の下にも思っ切り活断層は通っていました。。。
タンスで命を失う
そんな地震大国の日本で暮らす以上、日々の生活から地震対策は必要となってきます。
特に背の高い家具(本棚、食器棚、タンス)には注意が必要で、どちらかといえば高さよりも奥行きがある家具の方が倒れにくくはなりますが、万が一落ちてくると命を奪う可能性も出てきます。
ましてや寝ている場合にタンスが倒れてくると防ぎようがありませんよね、今はクローゼットが主流となっていますが、家具の配置にも気を配った方が良いですね。
家具を買うときも、
テーブルにはちゃんと4本の足があり安定しているか?
テーブルに潜り込んだ場合そのテーブルの足は手でつかみやすいか?
など、万が一の時に自分の身を守ってくれる家具かどうかということも検証した方がいいかも知れません。
正しく収納することが地震対策になる
地震が起きた場合、家具は踏ん張って倒れなくても振動で中の物が出てくることはあると思います。そこで気をつけたいのが扉の種類です。
開き扉は中の収納物が落ちてくる可能性が高く、引き戸やストッパーが付いている引き出しの方が安心です。
今は小さい部屋をウォーキングクローゼットとしてすべて収納として使うことも増えてきています。先ほどの大型家具の危険性(場合によってはタンスが命を救ってくれる場合もあるかもしれませんが)を考慮するとウォーキングクローゼットは収納すべき物が一点にまとめられていて効率が良いと思います。
普段の生活から物をオモテに出さない、使ったものは片付ける
といった基本的なことも地震対策に繋がるということですね。
私は毎日のように妻に「使ったものは片付けろーーー!」と怒られております。
私も地震対策のためにも精進致します。。
まとめ
構造、柱や素材で対策するのとは違った、普段の生活での地震対策について考えてみました。お金もかからず簡単に行えそうと言えば行えそうですね。と言っても私の部屋も子供のオモチャを中心に散らかり放題なんですが。。
まずは私は今から自分の部屋を片付けるという「地震対策」を行いたいと思います!
次回は耐震、制振、免震といった家自体を強く補強する地震対策を考えていきます。
ありがとうございました。
変動?固定?金融機関を選べる身分でなかった私。住宅ローン申請で感じた社会的地位
大半の方は土地や家を購入する時は手持ちの現金が足りないと思いますので、銀行で住宅ローンを組むことになるかと思います。
目安は
20年以内で返す予定なら変動金利
20年以上の期間なら固定金利
だと思います。
結局、信用金庫での変動金利0.9%、35年で借りることになりましたが、我が家の住宅ローンがおりるまでのことを紹介させてもらいたいと思います。
検討した銀行
銀行系
- 東京三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
大手の変動金利の安さに魅力を感じてとりあえず相談をしてみました。
どこも丁寧でしたが、三井住友銀行が親身になって聞いてくれたので印象的にはよかったです。
ネット銀行
- SBIネット銀行
- 楽天銀行
- じぶん銀行
ネット銀行系は金利が都市銀行よりも安いです。特に楽天銀行は楽天ポイントにも還元されるのでお得です。審査も郵送で全て済ませられるので人によってはメリットかもしれません。ただ全ての手続きに時間がかかります、完了まで1ヶ月〜1ヶ月半はかかると言われました。
私の場合は建物の一階を店舗にする予定なので、対面でしっかり相談できる銀行がいいと感じました。
信用金庫系
信用金庫が借りやすいということは不動産屋から聞いていたので、相談に行ったのは都市銀行に断られてからです。結局は信用金庫で借りたのですが。。すみません信用金庫さん。
変動金利はやはり高めの0.9%でした、ネット銀行だと0.5%ぐらいです。
でも貸して頂けるだけありがたいです。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)フラット35
全宅住宅ローンで借りるフラット35
フラット35も借りやすいということを聞いていましたが、実際に仮審査を何度もお願いしましたが案外条件が細く設定されているため我が家の場合には難しい印象でした。
店舗兼住宅をする場合にはかなりの条件があります。ただ全宅住宅ローンの担当者の方はとてもいい人で感謝しています。
変動金利?か固定金利か?
皆が永遠に悩むテーマだと思いますが、考え方としては
20年以内で返す計画なら変動
20年以上かかるなら固定
という考えに至りました。(しかし結局貸してくれたのは変動金利の銀行)
しかも今は長期固定金利も1.12%という低水準を維持していますので、三菱東京UFJのような銀行で長期固定を借りることができる人はそちらがいいかもしれません。
フラット35の場合は注意が必要です。団体信用生命保険が金利にプラスされるからです。2017年の10月から変更あり。(現在は団体信用生命保険は付き、35年ローンで金利は1.37%)
現実は・・・・。
私はいろいろ悩んである程度知識を得てから窓口に相談に行きましたが、あまり意味がなかったのかもしれません。なぜなら自営業&年収もさほど多くないということもあり
私に選択権がなかった
ということです。
公務員、お医者さん、弁護士さんといった方は選択肢が多いのでいろいろ悩まれてから各銀行に相談に行かれてもいいと思います。
選択肢が少ない私は初めから悩まずに銀行を手当たり次第に相談に行けばよかったんですね!
私は固定金利が希望でしたがフラット35では希望額に届かずで、変動金利の信用金庫で希望額を借りることになりました。
考える前に行動!!とまでは思いませんが、
知識を付けながら行動!!が理想ですね!
私みたいに金融機関を選んで行動するより、貸してくれる機関で選ぶのも手ですね。ただ
本審査の申し込み過ぎにはご注意!!!
本審査は銀行は個人信用情報機関で依頼者の情報を調査するのですが、銀行からの調査は履歴が残ります。そのため、1度目、2度目の銀行ならいいのですが、5度目などの銀行にしてみたら、
「あれ、今までに4回も調査されている」
という風に履歴でバレてしまうわけです。
銀行にとってはあまりいい印象にはなりませんよね。
なのである程度は絞って仮審査、本審査に望むべきでょう。
まとめ
住宅ローン申請にあたり参考になった書籍です。
①頭金を貯めてから買う?貯める前に買う?
②フラット35、銀行の35年固定金利。どっち?
③変動金利にするなら都市銀行?ネット銀行?
④住宅ローンは非正規雇用でも大丈夫?
⑤金利の引き下げは交渉できる?
という感じの2択式で、正しい方、お得な方を紹介してくれており大変分かりやすかったです。私みたいな初めて住宅ローンを組む方で、営業マンなどのいいなりになるのが嫌で自分で少しでも知識を付けようとされている方に最適な書籍です。
妻は家のインテリア、内装、間取りなどを調べて、私はお金の段取り中心にリサーチしておりました。やっぱり女性はインテリアなどを考えるのが好きみたいですね。
次回は素材や耐震に関することも書いていきたいです。
ありがとうございました!
狭小注文住宅、小さな家に大きな夢 〜初めての施工会社選び〜
こんにちは!
普段はソウルミュージックや私のオススメのベース(低音)が効いた曲を紹介させていただいておりますが、今回からさらに新しいジャンルを開拓しまっす!!!!
テーマは、、、
注文住宅!
土地購入
実は先日15坪弱の土地を購入致しました。
なんとか住宅ローンも承認がおり、一安心です。某信用金庫さんが貸してくださいました。
私は自営業者なのでメガバンク系は全く相手にされませんでした。特にりそな銀行さんは対応は丁寧でしたがローン自体は全くダメで、一銭も借りれませんでした。
メガバンクの中では三井住友銀行は好印象でした。というのも、SBIマネープラザに相談に行った時に元三井住友銀行マンが
「三井住友銀行は不動産が好きで好条件の土地なら貸す可能性が増える」
と言っていたことも背景にあるのかもしれません。
金利
2017年10月時点では変動で0.9%でした。
私が借りる信用金庫さんは固定というものがなくて全て変動でした。その事を知るまでは変動は金利上昇のリスクがあるとか、固定は金利が変動の倍ぐらいするので結果的に損する可能性が高い、など調べ倒していたのですが。。。。
施工会社選び
いや〜、とてもとても悩みます。
有名ハウスメーカー、地元の工務店、デザイン設計事務所、すべて図面と見積もりを撮ってもらい色々と比較しました。
印象と価格帯は
価格
ハウスメーカー=設計事務所>工務店
(値段差は1500万ほど)
ハウスメーカーが高価なのは予想していましたが設計事務所も同じぐらいの金額だったのでビックリしました。
ちなみに木造の3階建てで
ハウスメーカー 4500万
設計事務所 4200万
工務店 2700万
同じ材料で見積もりを取った訳ではないのであくまで参考です。
品質、クオリティ
ハウスメーカー>設計事務所=工務店
工務店が悪いわけではありませんが、大企業は選べる項目が多く持っているサンプルも多いので立てる前の想像が比較的可能かと思います。
安心感、アフターサービス
ハウスメーカー>工務店>設計事務所
大手は倒産する可能性も少なく安心です。アフターサービスも充実(指定の業者以外は使うのはできないので本当の意味で充実かどうかは不明ではあります)
融通のききやすさ
工務店>ハウスメーカー>設計事務所
ダントツ工務店がナンバー1です!打ち合わせは自宅まで来てもらえたりもできます。細かな収納家具や建具も作ってもらえるので融通がききます。工事現場でもこちらのリクエストも聞いてくれると思います。
設計事務所の建築士さんなどはプライドが高すぎるので、うまくコトが運んでいる時は結構ですが、将来問題が発生した時などは扱いにくくなると思われます。
まとめ
まだどこで施工をお願いするか決めておりません。。。
デザインに強く、相場より少し安めのデザイン事務所にするか、
地元に愛されている工務店にするか、悩んでいます。
木造の(種類、材質)も悩んでます。
どなたかお詳しい方おられましたら是非ご教示下さい。
施工会社、、今月末までには決めないと。。。