ヴィクター・ウッテン〜ベースで全てを表現する、愛に溢れる男〜
第4回ベーシスト偉人伝
グルーヴを忘れないテクニカルな演奏
ベースを始めてすぐ彼の名前をインターネットや雑誌で知りました。
ヴィクター・ウッテン
一度ライブ会場で握手させていただきましたが、すっごいもちもちして弾力がありました。もっとカチカチかと思いましたが意外でした。
彼は教則DVDの中でテクニックはグルーヴするためのただの一つの手段でしかないと、言っていましたが、世界一テクニックがある方がそんな風に言わられるとめっちゃかっこいいですよね!!!
プロフィール
1964年9月11日 米アイダホ州で5人兄弟の末っ子に生まれる。兄弟全員が楽器を演奏しておい、ヴィクターも3歳でベースを弾き始める。
5歳で兄弟とウッテン・ブラザーズというバンドを組み、プロデビューを果たす。
88年にバンジョー奏者のベラ・フレックと、ベラ・フレック・アンド・フレックストーンズを結成。ブルーグラスにジャズやファンクも取り入れたバンドは有名になり、ヴィクターの名も世に知れ渡る。
96年には初のソロアルバム「A Show of Hands」を発表。
08年にはスタンリー・クラークとマーカス・ミラーとS.M.V.を結成。
ベースキャンプでは音楽を通して次の世代の教育にも力を入れている。
テクニック&スタイル
ヴィクターのもっとも多用するテクニックといえば「ロータリースラップ」です。スラップの種類で、サムダウン&ダウンの直後に人差し指(場合によっては中指も)でプルをする複合技のスラップです。
両手タッピングもお手の物です。左手で低音パートを叩き、右手でメロディパートを叩くという演奏方法です。ゆっくりではできますが、ヴィクターの速度は神の領域です。
ナチュラル・ハーモニクスによるメロディ弾きも素晴らしいです!有名なAmazing Graceで使ってますね!ライブではペグ回しで音程を変化させるのもこの曲の最後で披露しています。
愛用ベースはフォデラのモナーク・ベースです。
ホーリーウッドとエボニーで陰陽模様を描いたインヤン・ベース、超クーーール!
ベーシストがコピーすべき名曲
洋書の楽譜をamazonで買ってまでしてベースの練習をしましたが、途中で挫折しました。 ぜひ頑張ってみてください。テクニックの宝庫です。
原曲はスティーヴィー・ワンダーです。ダブルタッピングで一曲全て演奏しています。
これは下手くそながらもタブ譜を丸覚えで演奏できていました、過去の話ですが。それも超スローです。。
この曲はサムダウン&アップの練習で一番効果がある曲です。途中からめっちゃ難しい!!!
まとめ
iTunesストアにはありませんでしたが他にも
Amazing Grace
Isn't She Lovely
など名曲がまだまだたくさんあります。
私もヴィクターの1/100ぐらいの実力がつくよう日々ベースを触れていきます!
ありがとうございました!
最後はライブのアルバムです、ブーツィー・コリンズ(1曲目)、マーカス・ミラー(10曲目)18曲目のスライのカバーもかっこいいですよ!