収納こそが地震対策
こんにちは!
土地の決済が終わり新しい家を建てることに夢中になっています。
地震大国の日本で家を建てる限り、やっぱり気になる地震対策のお話をしたいと思います。
近年の世界の地震発生回数
アメリカの地質調査所(USGS)が公表しているデータによりますと、世界の地震発生回数は西暦2000年を境に急増しており、2014年から16年にかけては毎年マグネチュード6以上の地震が60回〜70回発生しております。(西暦2000年までは毎年平均10回ぐらい)
アメリカでは活断層の上には住宅も建てられないとされているようですが、日本の場合では規制はないようです。日本には活動度が高いA級活断層が約100カ所、B級活断層が約750カ所あると言われており、日本で生涯を過ごす場合はやはり地震は避けては通れないのかも知れませんね。
ちなみに調べてみると、私の今の家もこれから建てようとしてる家の下にも思っ切り活断層は通っていました。。。
タンスで命を失う
そんな地震大国の日本で暮らす以上、日々の生活から地震対策は必要となってきます。
特に背の高い家具(本棚、食器棚、タンス)には注意が必要で、どちらかといえば高さよりも奥行きがある家具の方が倒れにくくはなりますが、万が一落ちてくると命を奪う可能性も出てきます。
ましてや寝ている場合にタンスが倒れてくると防ぎようがありませんよね、今はクローゼットが主流となっていますが、家具の配置にも気を配った方が良いですね。
家具を買うときも、
テーブルにはちゃんと4本の足があり安定しているか?
テーブルに潜り込んだ場合そのテーブルの足は手でつかみやすいか?
など、万が一の時に自分の身を守ってくれる家具かどうかということも検証した方がいいかも知れません。
正しく収納することが地震対策になる
地震が起きた場合、家具は踏ん張って倒れなくても振動で中の物が出てくることはあると思います。そこで気をつけたいのが扉の種類です。
開き扉は中の収納物が落ちてくる可能性が高く、引き戸やストッパーが付いている引き出しの方が安心です。
今は小さい部屋をウォーキングクローゼットとしてすべて収納として使うことも増えてきています。先ほどの大型家具の危険性(場合によってはタンスが命を救ってくれる場合もあるかもしれませんが)を考慮するとウォーキングクローゼットは収納すべき物が一点にまとめられていて効率が良いと思います。
普段の生活から物をオモテに出さない、使ったものは片付ける
といった基本的なことも地震対策に繋がるということですね。
私は毎日のように妻に「使ったものは片付けろーーー!」と怒られております。
私も地震対策のためにも精進致します。。
まとめ
構造、柱や素材で対策するのとは違った、普段の生活での地震対策について考えてみました。お金もかからず簡単に行えそうと言えば行えそうですね。と言っても私の部屋も子供のオモチャを中心に散らかり放題なんですが。。
まずは私は今から自分の部屋を片付けるという「地震対策」を行いたいと思います!
次回は耐震、制振、免震といった家自体を強く補強する地震対策を考えていきます。
ありがとうございました。